読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

TOEIC点数:600
gttkoのTotalとgttkoのReadingとgttkoのListening

アイデアを大量生産できる最強のフレームワーク 『かもめのジョナサン』

『かもめのジョナサン』読んだ。 タイトルは適当。 あらすじ 飛ぶこと自体が楽しい、かもめのジョナサン・リビングストーン。 しかし、周りのかもめは『かもめに重要な事は飛ぶことではなく食べることだ』とジョナサンを仲間はずれにする。 ジョナサンは気に…

ニセ科学と数奇にして模型の意外な共通点

『数奇にして模型』読んだ。 あらすじ 鍵のかかった密室に首なしの女性(筒見明日香)の死体が一つと、気絶した男(寺林高司)が一人。 状況から見て寺林が怪しいがその男はその女性を殺していないし、密室内に筒見の頭はない。 謎だらけである。また、ほぼ同時…

高度に発達したモテる心理学は魔法と見分けがつかない

『女性にモテる7つの恋愛心理学』読んだ。 目次 第1章:人を操るのは簡単!? 心理テクニックの効果 第2章:時代遅れのテクニックでは女性を落とせない! 第3章:女性の心を操れ! 本当に使える7つのテクニック 恋愛テク1:過大評価の材料をまく~ハロー…

就職する前に知っておくべきヴァギナのこと

『ヴァギナ 女性器の文化史』読んだ。 目次 世界の起源―ヴァギナの民族文化史 性に関する言葉の歴史―ヴァギナの言語学 ヴァギナの動物学・昆虫学 イヴの秘密―ヴァギナの解剖学史 愛の液の世界 匂える園 オーガズムの働き 感想 (個人的に本屋で買うのが恥ずか…

これ以上何を失えば『世界短編傑作集 3』は許されるの

『世界短編傑作集 3』読んだ。 以下の10編が集録された短編推理小説の傑作集の第三弾 ウイン「キプロスの蜂」 ワイルド「堕天使の冒険」 ジェプスン&ユーステス「茶の葉」 バークリー「偶然の審判」 ノックス「密室の行者」 ロバーツ「イギリス製濾過器」 …

グーグルが認めた『木曜日だった男』の凄さ

『木曜日だった男』読んだ。 原題 The Man Who Was Thursday あらすじ 主人公が、政府転覆を企む組織に潜り込み、テロ行為を阻止しようとする。 コードネーム『日曜日』から『土曜日』まで7人のメンバー(組織の重役)が会議を行っており、そこに『木曜日』と…

就職する前に知っておくべき『邂逅の森』のこと

『邂逅の森』読んだ。 感想 狩猟をするマタギの物語である。すごい面白い。クマ猟やアメ流し漁、田舎/山中/鉱山での暮らしがリアルに書かれている。物語としても、雑学集としても面白い。 特にアメ流し(毒流し漁)の話。毒流し漁自体は知っていたが、現代で…

就職する前に知っておくべき『エピソード魔法の歴史』のこと

『エピソード魔法の歴史―黒魔術と白魔術』読んだ。 感想 科学が発達した現代から見ると、魔術師のエピソード笑える。 バカっぽいけど、現代でもスピリチュアルとか疑似科学とか……進歩してないなーって。 魔術の誕生 鹿がいなくなったら 「似たものは似たもの…

YOU!心理学しちゃいなYO!

『実験心理学-なぜ心理学者は人の心がわかるのか?-』読んだ。 感想 心理学楽しい。お金にはならなさそうだけど、趣味で勉強するには最高に楽しい。 メモ 恋人選び 男性は、女性を出産可能性(若さと健康)を重視→身体的生物学的サイン。 女性は、男性を父親…

シュルレアリスムとは何か………恐ろしい子

『シュルレアリスムとは何か』読んだ。本書の構成は シュルレアリスムとは何か メルヘンとは何か ユートピアとは何か の3章からなり、講義を書籍化したもの。 感想 自分の中のシュルレアリスムが間違いだと知った。シュルレアリスムのデペイズマンという方向…

『自分の中に毒を持て』が好きな人に悪い人はいない

『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』読んだ。 感想 岡本太郎は生きることに本気だった。一般的な日本人は他人の非難を恐れ自分の信念を貫かない、そういう日本人の日本人的生き方を嫌っていることが感じ取れた。 彼はエネルギーがあり…

一億総ツッコミ時代でこの先生き残るには

『一億総ツッコミ時代』読んだ。 感想 作詞作曲モノマネで 2013年にブームがきそうなマキタスポーツ(槙田 雄司)氏。 これは、ツッコミ過多になった現在に関して書かれた本。 この本を読んで、ボケが少なくなったことは再認識させられた。一般人は話してい…

働くことがイヤな人がこの先生き残るには

『働くことがイヤな人のための本』読んだ。 感想 哲学博士が書いた「働け!」でもなく「遊べ!」でもない本。 留年を繰り返して希望の見えない法学部生 会社に入って人生に面白みを感じられない女性 仕事に生きがいを感じないが他に何も決断できない中年男性…

「刑務所ぐらし」というライフハック

『刑務所ぐらし―刑務所生活のすべてがわかる』読んだ。 感想 17年間刑務所暮らしをした人の体験談と、刑務所ライフハック。 看守から人間扱いされないことや、ビックリ箱という監禁箱、囚人たちの人間関係、生活環境の悪さなど、同性愛など。プリズン・ブレ…

本当はヤバくない日本経済

『本当はヤバくない日本経済』読んだ。 感想 この人が異端だと言われてるのはメディアに反する意見であることよりも、攻撃的すぎるからだと思う。 本書を読んで、今までフワフワしていた外貨準備高の考え方がはっきりとした。 この本のことではないが、経済…

リア充には絶対に理解できない落語のこと

『らくごDE枝雀』読んだ。 感想 対談を文字起こししてあるが、関西弁だから読みづらい。 メモ 笑いの極意 変 他人のちょっとした困り 緊張の緩和 他人の忌み嫌うこと、エロがかったこと これらはすべて「緊張の緩和」が根本。「緊張と緩和」を、できるだけ大…

「オノマトペ力」を鍛える

『オノマトペがあるから日本語は楽しい』読んだ。 感想 文章に寒いギャグが多い。 オノマトペに関してもっと深い情報が欲しかった。 ゴルゴ13がライターに火をつけるときのオノマトペ「シュボッ」に関して深く掘り下げすぎ。何巻に出てきたとかどうでもいい…

なぜローラはほっぺを膨らませるのか

『しぐさの解読―彼女はなぜフグになるのか』読んだ。 感想 面白い。 仕草から相手が何を考えているかを分析する技術をユーモラスに解説している本。 ゆる~い絵とウィットに富んだ文章でありながら、為になる内容。 メモ 男がモヒカンになりたいとき それは…

頭がいい人はなぜメンタルが強いか

『「頭がいい人」のメンタルはなぜ強いのか』読んだ。 感想 タイトルの「頭がいい人はなぜメンタルが強いか」に関して、答えが書かれていない。 自己啓発書にありがちな、後付けで「頭がいい人」って付け足した感。 単純にメンタルに関する本として出したほ…

要は、テレビ見てはいけないんでしょ?

『テレビは見てはいけない』読んだ。 感想 苫米地氏がテレビ見るなよって言う本。 関係してるっぽいエピソードを組み合わせて一冊にしてみました感。 いつもの苫米地本。 メモ 西部警察はスポンサー企業の車を運転してるやつは犯人じゃない。 サイゾーは企業…

凛として笑いの研究ーーなぜ人は笑うのか

『笑いの研究―ユーモア・センスを磨くために』読んだ。 感想 お笑いの研究に関する本だと思って購入したが、これは人間の笑いについて研究したものだった。主に以下の3つのテーマで書かれている。 人間関係における笑い 笑いと健康 笑いのメカニズム この本…

『笑いの方程式』を知らずに僕らは育った

『笑いの方程式―あのネタはなぜ受けるのか』読んだ。 感想 日本で唯一、漫才・コントを研究する教授の井山弘幸氏がお笑いの方程式について書いた本。 お笑い芸人の漫才やコントを書き起こして、なぜそれが面白いのかを分析している。 なぜ面白いのかを、面白…

漫才をより面白く見るには漫才の基本を知っていた方が良いかも『漫才入門』

『漫才入門』読んだ。 感想 漫才師養成学校の専門学校東京アナウンス学院・芸能バラエティ科の授業を文字起こししたもの。 基本的なセオリー通りの漫才の作り方を教えている本。 授業を受けたコンビの漫才動画が見られるページもある。 『漫才入門』ウケる笑…

「天才になりたい」なら賛否両論の賛だけ集めて偽りの自信を構築しろ

『天才になりたい』読んだ。 感想 お笑い芸人、南海キャンディーズの山里亮太が、お笑い芸人を志してから2005年のM-1グランプリ最下位までを著した自伝。『モテたい』という感情が、ここまで人間の生存力にブーストをかけるとは思わなかった。 コンビを結成…

催眠術をかける気はさらさらないが『催眠術のかけ方』を学んだ

『催眠術のかけ方』読んだ。 感想 催眠術はテレビでしか見たことがないので、そういうヤラセのエンターテイメントだという認識だった。 つまり、催眠術は嘘だと思ってたが、この『催眠術のかけ方』を読んで、もしかしたら本当 "かも" と思うようになった。 …

高度に発達したマーケティングは詐欺と見分けがつかない

『マーケティングは「嘘」を語れ!』を読んだ。 感想 正しい、吐き気がするほど。 マーケティングを学んでる人にとっては非常に良い本だと思う。 ぼくもマーケターなら、この本を参考書として肌身離さず仕事をしているだろう。中身も面白い。 確かに面白いし…

僕には数字が数字に見えるけど、彼には数字が風景に見えるらしい

『ぼくには数字が風景に見える』読んだ。 あらすじ アスペルガー症候群(サヴァン症候群)のダニエルの自伝。 感想 正直面白くなかった。 というか、僕が期待していたものとは違った。 ダニエルにとって(共感覚を持つ人にとって)世界がどのように見えるか…

フェルマーの最終定理に纏わる話はドラマチックだった

『フェルマーの最終定理 (新潮文庫)』読んだ。 あらすじ フェルマーの最終定理の証明するまでの歴史に纏わる人物や数学の発展についてかかれた本。数学的に難しい部分はないため、誰にでも分かるくらいの内容。だいたい高校2年生以上ならば誰にでも分かる。 …

人文系学部の東大生が全員読んでいる『知の技法』

『知の技法―東京大学教養学部「基礎演習」テキスト』読んだ。 教授が、それぞれの研究のはじめ方や研究の流れ、研究の面白さを『知の技法』として語っている。20名程度の教授が参加しており、分野は歴史や統計、翻訳や解釈など多岐にわたる。特に、高橋氏が…

人類は衰退しましたは近代を超えた!?

『人類は衰退しました 1 (ガガガ文庫)』読んだ。 あらすじ 人類が衰退して、妖精が現れるようになった世界。妖精と人間の間を取り持つ調停官となったヒロインが、妖精と交流を深めるお話。 感想 妖精が可愛い。妖精と『よつばと! 』のよつばが重なった。 『…