読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

TOEIC点数:600
gttkoのTotalとgttkoのReadingとgttkoのListening

アイデアを大量生産できる最強のフレームワーク 『かもめのジョナサン』

『かもめのジョナサン』読んだ。 タイトルは適当。 あらすじ 飛ぶこと自体が楽しい、かもめのジョナサン・リビングストーン。 しかし、周りのかもめは『かもめに重要な事は飛ぶことではなく食べることだ』とジョナサンを仲間はずれにする。 ジョナサンは気に…

グーグルが認めた『木曜日だった男』の凄さ

『木曜日だった男』読んだ。 原題 The Man Who Was Thursday あらすじ 主人公が、政府転覆を企む組織に潜り込み、テロ行為を阻止しようとする。 コードネーム『日曜日』から『土曜日』まで7人のメンバー(組織の重役)が会議を行っており、そこに『木曜日』と…

就職する前に知っておくべき『邂逅の森』のこと

『邂逅の森』読んだ。 感想 狩猟をするマタギの物語である。すごい面白い。クマ猟やアメ流し漁、田舎/山中/鉱山での暮らしがリアルに書かれている。物語としても、雑学集としても面白い。 特にアメ流し(毒流し漁)の話。毒流し漁自体は知っていたが、現代で…

就職する前に知っておくべき『エピソード魔法の歴史』のこと

『エピソード魔法の歴史―黒魔術と白魔術』読んだ。 感想 科学が発達した現代から見ると、魔術師のエピソード笑える。 バカっぽいけど、現代でもスピリチュアルとか疑似科学とか……進歩してないなーって。 魔術の誕生 鹿がいなくなったら 「似たものは似たもの…

シュルレアリスムとは何か………恐ろしい子

『シュルレアリスムとは何か』読んだ。本書の構成は シュルレアリスムとは何か メルヘンとは何か ユートピアとは何か の3章からなり、講義を書籍化したもの。 感想 自分の中のシュルレアリスムが間違いだと知った。シュルレアリスムのデペイズマンという方向…

働くことがイヤな人がこの先生き残るには

『働くことがイヤな人のための本』読んだ。 感想 哲学博士が書いた「働け!」でもなく「遊べ!」でもない本。 留年を繰り返して希望の見えない法学部生 会社に入って人生に面白みを感じられない女性 仕事に生きがいを感じないが他に何も決断できない中年男性…

なぜローラはほっぺを膨らませるのか

『しぐさの解読―彼女はなぜフグになるのか』読んだ。 感想 面白い。 仕草から相手が何を考えているかを分析する技術をユーモラスに解説している本。 ゆる~い絵とウィットに富んだ文章でありながら、為になる内容。 メモ 男がモヒカンになりたいとき それは…

「天才になりたい」なら賛否両論の賛だけ集めて偽りの自信を構築しろ

『天才になりたい』読んだ。 感想 お笑い芸人、南海キャンディーズの山里亮太が、お笑い芸人を志してから2005年のM-1グランプリ最下位までを著した自伝。『モテたい』という感情が、ここまで人間の生存力にブーストをかけるとは思わなかった。 コンビを結成…

高度に発達したマーケティングは詐欺と見分けがつかない

『マーケティングは「嘘」を語れ!』を読んだ。 感想 正しい、吐き気がするほど。 マーケティングを学んでる人にとっては非常に良い本だと思う。 ぼくもマーケターなら、この本を参考書として肌身離さず仕事をしているだろう。中身も面白い。 確かに面白いし…

フェルマーの最終定理に纏わる話はドラマチックだった

『フェルマーの最終定理 (新潮文庫)』読んだ。 あらすじ フェルマーの最終定理の証明するまでの歴史に纏わる人物や数学の発展についてかかれた本。数学的に難しい部分はないため、誰にでも分かるくらいの内容。だいたい高校2年生以上ならば誰にでも分かる。 …

食べる人類誌

『食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで』を読んだ。 長い。読むのにすごく時間がかかった。 内容は面白かった。人類の歴史を食べ物という切り口から述べている本。 原始時代から現代までの、食べ物に関する考え方が変わっていくイメージが…

絶対音感は音楽家に不要

『絶対音感 (新潮文庫)』読んだ。 絶対音感は音楽家にとって必須のスキルだと考えていたが、絶対音感を持たない音楽家もいるし、さらに絶対音感が音楽活動に悪影響を与えていることがあることを初めて知った。 絶対音感とは、"音が一定範囲の周波数にあると…

人はいかに学ぶか

『人はいかに学ぶか―日常的認知の世界』を読んだ。 サルの仲間は学習する動物クジラは水中生活に便利なように体型が進化し、ライオンは獲物をとらえるために敏捷で鋭い牙や爪を備えている。ある特定の環境で種族を維持していくために特化している。しかし、…

論理的思考をするには英語的思考をする必要がある

日本人は論理的思考が苦手である。 それは日本の本音と建前の文化が原因である。 有名な話であるが、日本人が会話をスムーズにするための「すみません」はアメリカ人には自分の非を認めることであるし、謙遜で使う「つまらないものですが」は、不良品なもの…