読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

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グーグルが認めた『木曜日だった男』の凄さ

木曜日だった男』読んだ。
原題 The Man Who Was Thursday

あらすじ

主人公が、政府転覆を企む組織に潜り込み、テロ行為を阻止しようとする。
コードネーム『日曜日』から『土曜日』まで7人のメンバー(組織の重役)が会議を行っており、そこに『木曜日』となった主人公が参加し、テロ行為を未然に防ぎ、捕まえようとするが、いろいろ問題が発生する。

感想

めちゃめちゃ面白かった(久しぶりにブログを更新するくらいに)
チェスタトンはブラウン神父シリーズを代表作とする推理小説で有名なだけあり、この『木曜日だった男』も推理小説的スパイスが効いている。
二転三転どころか、各メンバーごとにどんでん返しがあるので目が回る。内容を書くとすぐにネタバレになるので書けない。
すごーく頭がいい人が書いたコントのような小説。ドタバタコメディ的要素もあり、哲学的要素もある。
僕的好きな小説ベスト10に『木曜日だった男』がランクインした。


木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)

木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)