グーグルが認めた『木曜日だった男』の凄さ
『木曜日だった男』読んだ。
原題 The Man Who Was Thursday
あらすじ
主人公が、政府転覆を企む組織に潜り込み、テロ行為を阻止しようとする。
コードネーム『日曜日』から『土曜日』まで7人のメンバー(組織の重役)が会議を行っており、そこに『木曜日』となった主人公が参加し、テロ行為を未然に防ぎ、捕まえようとするが、いろいろ問題が発生する。
感想
めちゃめちゃ面白かった(久しぶりにブログを更新するくらいに)
チェスタトンはブラウン神父シリーズを代表作とする推理小説で有名なだけあり、この『木曜日だった男』も推理小説的スパイスが効いている。
二転三転どころか、各メンバーごとにどんでん返しがあるので目が回る。内容を書くとすぐにネタバレになるので書けない。
すごーく頭がいい人が書いたコントのような小説。ドタバタコメディ的要素もあり、哲学的要素もある。
僕的好きな小説ベスト10に『木曜日だった男』がランクインした。
- 作者: チェスタトン,南條竹則
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/05/13
- メディア: 文庫
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