読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

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アイデアを大量生産できる最強のフレームワーク 『かもめのジョナサン』

かもめのジョナサン』読んだ。

タイトルは適当。

あらすじ

飛ぶこと自体が楽しい、かもめのジョナサン・リビングストーン。

しかし、周りのかもめは『かもめに重要な事は飛ぶことではなく食べることだ』とジョナサンを仲間はずれにする。

ジョナサンは気にせず、いろんな飛び方を試し、高速で飛べるし、曲芸飛行もできるようになる。

そんなジョナサンを見た群れの長老はジョナサンを絶縁する。

その後、ジョナサンは別の世界でジョナサンは飛ぶことを追求するかもめ達に飛行を教える。

感想

カモメの写真がいっぱいあって可愛い。

日本人は周りと異なる主張をせず、周りと同じであることを目指すと言われる。

おまえら!寓話的に個性を肯定してくれるかもめのジョナサン読めよ!

また、輪を乱す人は集団から排斥されるということも教えてくれる。

かもめのジョナサンから得た教訓

  1. やりたいことは追求しろ

  2. 好きなことだけやってたら孤独になる

  3. 何かを極めたら、認めてくれる人はいる。

THE HIGH-LOWS の『十四才』は『かもめのジョナサン』について歌った曲だ。

その歌詞の中に、

リアルよりリアリティ

という物がある。

これは、かもめのジョナサンでいうところの

リアル:ただ生きるだけのために食べる生き方

リアリティ:あり得ないような曲芸飛行をするジョナサンの生き方

を指している。

好きな文章

「捨てさっていいのですか」と、群衆の中からひとつの声があがった。 「それがたとえ群れの掟であっても?」 「正しい掟というのは、自由へみちびいてくれるものだけなのだ」ジョナサンは言った。

かもめのジョナサン: 【完成版】 (新潮文庫)

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