読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

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小説

アイデアを大量生産できる最強のフレームワーク 『かもめのジョナサン』

『かもめのジョナサン』読んだ。 タイトルは適当。 あらすじ 飛ぶこと自体が楽しい、かもめのジョナサン・リビングストーン。 しかし、周りのかもめは『かもめに重要な事は飛ぶことではなく食べることだ』とジョナサンを仲間はずれにする。 ジョナサンは気に…

ニセ科学と数奇にして模型の意外な共通点

『数奇にして模型』読んだ。 あらすじ 鍵のかかった密室に首なしの女性(筒見明日香)の死体が一つと、気絶した男(寺林高司)が一人。 状況から見て寺林が怪しいがその男はその女性を殺していないし、密室内に筒見の頭はない。 謎だらけである。また、ほぼ同時…

これ以上何を失えば『世界短編傑作集 3』は許されるの

『世界短編傑作集 3』読んだ。 以下の10編が集録された短編推理小説の傑作集の第三弾 ウイン「キプロスの蜂」 ワイルド「堕天使の冒険」 ジェプスン&ユーステス「茶の葉」 バークリー「偶然の審判」 ノックス「密室の行者」 ロバーツ「イギリス製濾過器」 …

グーグルが認めた『木曜日だった男』の凄さ

『木曜日だった男』読んだ。 原題 The Man Who Was Thursday あらすじ 主人公が、政府転覆を企む組織に潜り込み、テロ行為を阻止しようとする。 コードネーム『日曜日』から『土曜日』まで7人のメンバー(組織の重役)が会議を行っており、そこに『木曜日』と…

就職する前に知っておくべき『邂逅の森』のこと

『邂逅の森』読んだ。 感想 狩猟をするマタギの物語である。すごい面白い。クマ猟やアメ流し漁、田舎/山中/鉱山での暮らしがリアルに書かれている。物語としても、雑学集としても面白い。 特にアメ流し(毒流し漁)の話。毒流し漁自体は知っていたが、現代で…

ドナービジネス

『ドナービジネス (新潮文庫)』読んだ。 臓器や胎児、卵子売買それにまつわるビジネスなどドナービジネス関係のダークな部分に書かれた1冊。 これは酷い。ダメ。駄作。 低俗な新聞の性告白系記事のテーマをドナービジネスにしただけ。ノンフィクションになっ…