ドナービジネス
『ドナービジネス (新潮文庫)』読んだ。
臓器や胎児、卵子売買それにまつわるビジネスなどドナービジネス関係のダークな部分に書かれた1冊。
これは酷い。ダメ。駄作。
低俗な新聞の性告白系記事のテーマをドナービジネスにしただけ。ノンフィクションになっているが作者の妄想。
この本が作者の妄想でなければ、守秘義務を無視した医者や口の軽いマフィアだらけの世の中ということになる。
典型的なヤクザ口調の金貸し屋が出てきてコントのようで笑える。
しかし、フィクションとして読むなら面白い小説である。
- 作者: 一橋文哉
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/05
- メディア: 文庫
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