読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

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2012-01-01から1年間の記事一覧

働くことがイヤな人がこの先生き残るには

『働くことがイヤな人のための本』読んだ。 感想 哲学博士が書いた「働け!」でもなく「遊べ!」でもない本。 留年を繰り返して希望の見えない法学部生 会社に入って人生に面白みを感じられない女性 仕事に生きがいを感じないが他に何も決断できない中年男性…

「刑務所ぐらし」というライフハック

『刑務所ぐらし―刑務所生活のすべてがわかる』読んだ。 感想 17年間刑務所暮らしをした人の体験談と、刑務所ライフハック。 看守から人間扱いされないことや、ビックリ箱という監禁箱、囚人たちの人間関係、生活環境の悪さなど、同性愛など。プリズン・ブレ…

本当はヤバくない日本経済

『本当はヤバくない日本経済』読んだ。 感想 この人が異端だと言われてるのはメディアに反する意見であることよりも、攻撃的すぎるからだと思う。 本書を読んで、今までフワフワしていた外貨準備高の考え方がはっきりとした。 この本のことではないが、経済…

リア充には絶対に理解できない落語のこと

『らくごDE枝雀』読んだ。 感想 対談を文字起こししてあるが、関西弁だから読みづらい。 メモ 笑いの極意 変 他人のちょっとした困り 緊張の緩和 他人の忌み嫌うこと、エロがかったこと これらはすべて「緊張の緩和」が根本。「緊張と緩和」を、できるだけ大…

「オノマトペ力」を鍛える

『オノマトペがあるから日本語は楽しい』読んだ。 感想 文章に寒いギャグが多い。 オノマトペに関してもっと深い情報が欲しかった。 ゴルゴ13がライターに火をつけるときのオノマトペ「シュボッ」に関して深く掘り下げすぎ。何巻に出てきたとかどうでもいい…

なぜローラはほっぺを膨らませるのか

『しぐさの解読―彼女はなぜフグになるのか』読んだ。 感想 面白い。 仕草から相手が何を考えているかを分析する技術をユーモラスに解説している本。 ゆる~い絵とウィットに富んだ文章でありながら、為になる内容。 メモ 男がモヒカンになりたいとき それは…

頭がいい人はなぜメンタルが強いか

『「頭がいい人」のメンタルはなぜ強いのか』読んだ。 感想 タイトルの「頭がいい人はなぜメンタルが強いか」に関して、答えが書かれていない。 自己啓発書にありがちな、後付けで「頭がいい人」って付け足した感。 単純にメンタルに関する本として出したほ…

要は、テレビ見てはいけないんでしょ?

『テレビは見てはいけない』読んだ。 感想 苫米地氏がテレビ見るなよって言う本。 関係してるっぽいエピソードを組み合わせて一冊にしてみました感。 いつもの苫米地本。 メモ 西部警察はスポンサー企業の車を運転してるやつは犯人じゃない。 サイゾーは企業…

凛として笑いの研究ーーなぜ人は笑うのか

『笑いの研究―ユーモア・センスを磨くために』読んだ。 感想 お笑いの研究に関する本だと思って購入したが、これは人間の笑いについて研究したものだった。主に以下の3つのテーマで書かれている。 人間関係における笑い 笑いと健康 笑いのメカニズム この本…

『笑いの方程式』を知らずに僕らは育った

『笑いの方程式―あのネタはなぜ受けるのか』読んだ。 感想 日本で唯一、漫才・コントを研究する教授の井山弘幸氏がお笑いの方程式について書いた本。 お笑い芸人の漫才やコントを書き起こして、なぜそれが面白いのかを分析している。 なぜ面白いのかを、面白…

漫才をより面白く見るには漫才の基本を知っていた方が良いかも『漫才入門』

『漫才入門』読んだ。 感想 漫才師養成学校の専門学校東京アナウンス学院・芸能バラエティ科の授業を文字起こししたもの。 基本的なセオリー通りの漫才の作り方を教えている本。 授業を受けたコンビの漫才動画が見られるページもある。 『漫才入門』ウケる笑…

「天才になりたい」なら賛否両論の賛だけ集めて偽りの自信を構築しろ

『天才になりたい』読んだ。 感想 お笑い芸人、南海キャンディーズの山里亮太が、お笑い芸人を志してから2005年のM-1グランプリ最下位までを著した自伝。『モテたい』という感情が、ここまで人間の生存力にブーストをかけるとは思わなかった。 コンビを結成…

催眠術をかける気はさらさらないが『催眠術のかけ方』を学んだ

『催眠術のかけ方』読んだ。 感想 催眠術はテレビでしか見たことがないので、そういうヤラセのエンターテイメントだという認識だった。 つまり、催眠術は嘘だと思ってたが、この『催眠術のかけ方』を読んで、もしかしたら本当 "かも" と思うようになった。 …

高度に発達したマーケティングは詐欺と見分けがつかない

『マーケティングは「嘘」を語れ!』を読んだ。 感想 正しい、吐き気がするほど。 マーケティングを学んでる人にとっては非常に良い本だと思う。 ぼくもマーケターなら、この本を参考書として肌身離さず仕事をしているだろう。中身も面白い。 確かに面白いし…

僕には数字が数字に見えるけど、彼には数字が風景に見えるらしい

『ぼくには数字が風景に見える』読んだ。 あらすじ アスペルガー症候群(サヴァン症候群)のダニエルの自伝。 感想 正直面白くなかった。 というか、僕が期待していたものとは違った。 ダニエルにとって(共感覚を持つ人にとって)世界がどのように見えるか…

フェルマーの最終定理に纏わる話はドラマチックだった

『フェルマーの最終定理 (新潮文庫)』読んだ。 あらすじ フェルマーの最終定理の証明するまでの歴史に纏わる人物や数学の発展についてかかれた本。数学的に難しい部分はないため、誰にでも分かるくらいの内容。だいたい高校2年生以上ならば誰にでも分かる。 …

人文系学部の東大生が全員読んでいる『知の技法』

『知の技法―東京大学教養学部「基礎演習」テキスト』読んだ。 教授が、それぞれの研究のはじめ方や研究の流れ、研究の面白さを『知の技法』として語っている。20名程度の教授が参加しており、分野は歴史や統計、翻訳や解釈など多岐にわたる。特に、高橋氏が…

人類は衰退しましたは近代を超えた!?

『人類は衰退しました 1 (ガガガ文庫)』読んだ。 あらすじ 人類が衰退して、妖精が現れるようになった世界。妖精と人間の間を取り持つ調停官となったヒロインが、妖精と交流を深めるお話。 感想 妖精が可愛い。妖精と『よつばと! 』のよつばが重なった。 『…

食べる人類誌

『食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで』を読んだ。 長い。読むのにすごく時間がかかった。 内容は面白かった。人類の歴史を食べ物という切り口から述べている本。 原始時代から現代までの、食べ物に関する考え方が変わっていくイメージが…

『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』は下ネタだらけ

『下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (ガガガ文庫)』読んだ。 あらすじ 青少年を健全に育成するための法律「公序良俗健全育成法」により、アダルトビデオやエロ本の禁止どころか、適切な性教育すらも行われなくなった世界のお話。 その健全すぎる世界…

官能小説は思った以上に奥が深い

『教養としての官能小説案内 (ちくま新書)』を読んだ。 官能小説は想像していた以上に奥が深い。官能小説自体はほとんど読んだことがなく、卑猥な単語を比喩を用いて表現する小説というイメージがあった。 それぞれの官能小説作家の説明と引用文があって、違…

美少女、バトル、エンジニアリング。『アイドライジング!』

『アイドライジング! (電撃文庫)』読んだ。 あらすじ 着用するだけで身体能力を高め、特殊効果を発揮することができる、日本企業の技術の詰まったバトルドレスを身につけた美少女がファンタジックなプロレスをする話。 感想 あらすじを読まずに購入したため…

絶対音感は音楽家に不要

『絶対音感 (新潮文庫)』読んだ。 絶対音感は音楽家にとって必須のスキルだと考えていたが、絶対音感を持たない音楽家もいるし、さらに絶対音感が音楽活動に悪影響を与えていることがあることを初めて知った。 絶対音感とは、"音が一定範囲の周波数にあると…

美少女、パンチラ、カポエイラ。『トルネード!』

『トルネード! (HJ文庫)』を読んだ。 あらすじ カポエイラの使い手の美少女が、学園内最強トーナメントに参加するお話。 感想 蹴りの軌道が書ききれていないイメージ。突きや投げ技ならば、直線的で文章で表現しやすい。しかし、特にカポエイラのような多彩…

今日から始める思考のダイエット

『今日から始める思考のダイエット』を読んだ。 中身がない本だった。 広告ディレクターの方法論的な本でもなく、ライフハック系の自己啓発書でもなく、著者の自慢話のまとめっぽい本。 デザインのキーワード シンプル クリア ボールド キャラクタ作りのコツ…

ヒクソン・グレイシー『無敗の法則』

『ヒクソン・グレイシー 無敗の法則』を読んだ。 外国に染まらなかった。カリフォルニアは仕事と家で対応が変わる。 ほとんどの人が貧しいブラジルでは、『物事をどうみるか、どれだけ理解できるか、どう感じるか。』が重要で、仕事と家では判断されない。 …

勝ち続ける力とは何か

『勝ち続ける力 (新潮文庫)』を読んだ。 翻訳家の柳瀬尚紀氏と棋士の羽生善治氏の対談羽生さんの勝負に対する考え方をテーマにしたもの 将棋と翻訳の共通項に語る部分がおもしろい メモ ・「耳が動かないのは人間だけである。あらゆる動物の耳は動く」 ・プ…

ビジネス書大バカ事典

『ビジネス書大バカ事典』読んだ。 Amazonで☆3.5とまあまあの評価だが、酷い内容。ビジネス書の揚げ足を取っているだけで何も中身が無い。 胡散臭いビジネス書に関して、文章を引用して否定するだけ 私も本田K、やK間K代など胡散臭いビジネス書には懐疑的だ…

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか

『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書)』読んだ。 日本料理は細分化されているフランス料理や中華料理はフランス料理屋、中華料理店と1つの店で簡潔するが、日本料理屋は焼き鳥屋、寿司屋、うどん屋など個別の店となっている。 この本も偏りす…

日本人はなぜ日本のことを知らないのか

『日本人はなぜ日本のことを知らないのか (PHP新書)』読んだ。 日本人はなぜ日本のことを知らないのか→教科書に乗ってないから →なぜ教科書に載っていないのか→占領国の陰謀 以上。 内容の殆どは日本の歴史に関すること。 タイトルと内容が一致していない。 …