読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

TOEIC点数:600
gttkoのTotalとgttkoのReadingとgttkoのListening

本当はヤバくない日本経済

本当はヤバくない日本経済』読んだ。

感想

この人が異端だと言われてるのはメディアに反する意見であることよりも、攻撃的すぎるからだと思う。
本書を読んで、今までフワフワしていた外貨準備高の考え方がはっきりとした。
この本のことではないが、経済の専門家だから経済のことだけ言っておけばいいのに、歴史のことまで言うのはう~ん……って感じ。


メモ

3つの原則
  1. 絶対値で見ない
  2. 流れで見る
  3. 他者と比較をする
日本銀行の為替介入プロセス
  1. 日本政府が民間金融機関に政府短期証券を発行し、日本円を入手する(日本が銀行に借金する)
  2. その金を日本銀行に渡す
  3. 日本銀行外国為替市場で、日本円で米ドルを購入(円安誘導)。1円下げるのに約1兆円分の売買が必要。
  4. 日本銀行の手元にドルが残る。

残ったドルが外貨準備高となる。


つまり外貨準備高は、日本政府の借金と言える。


本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々

本当はヤバくない日本経済 破綻を望む面妖な人々