「天才になりたい」なら賛否両論の賛だけ集めて偽りの自信を構築しろ
『天才になりたい』読んだ。
感想
お笑い芸人、南海キャンディーズの山里亮太が、お笑い芸人を志してから2005年のM-1グランプリ最下位までを著した自伝。
『モテたい』という感情が、ここまで人間の生存力にブーストをかけるとは思わなかった。
コンビを結成、解散を繰り返す理由は元をたどれば、すべて『面白さ』の差が原因だった。『面白さ』の感じ方にはやはり個人差が大きいと思った。
書名にもなっている「天才になりたい」とは、努力を他人の前ではせず、天才性を演出することだった。
「偽りの自信」という単語が多く出ている。賛否両論の賛の部分だけを集めて、自信に繋げていくということだ。ポジティブシンキング。
メモ
笑い飯、千鳥に山里亮太が質問する場面。
「どうしたらああいうネタができるんですか?」
その答えは二組とも一緒だった、
「自分が寄席にいたとして、その自分が見て笑うものをやっているだけ」
p.102
- 作者: 山里亮太
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
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