『笑いの方程式』を知らずに僕らは育った
『笑いの方程式―あのネタはなぜ受けるのか』読んだ。
感想
日本で唯一、漫才・コントを研究する教授の井山弘幸氏がお笑いの方程式について書いた本。
お笑い芸人の漫才やコントを書き起こして、なぜそれが面白いのかを分析している。
なぜ面白いのかを、面白くないエンタ芸人に対しても、分析しているの。
これがメタ的面白さなのか。
お笑いセンスのない教授が、お笑い文化に着いて行こうとしてる痛々しさを感じる。
第4章の『シュールはお好き?』は為になった。この本は、4章を読むだけで十分。
この人が、シュールの分析だけで、1冊出してくれたら必ず買うっていうレベル。
笑いの方程式―あのネタはなぜ受けるのか (DOJIN選書 10)
- 作者: 井山弘幸
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2007/09/20
- メディア: 単行本
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