読書

『優>良>可>不可』で本を評価してます。

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『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』は下ネタだらけ

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (ガガガ文庫)』読んだ。

 

あらすじ
 青少年を健全に育成するための法律「公序良俗健全育成法」により、アダルトビデオやエロ本の禁止どころか、適切な性教育すらも行われなくなった世界のお話。
その健全すぎる世界へ一石を投じる下ネタテロリスト『SOX』と、今以上の風紀優良化を進めるPTA会長との戦いを書いた作品。

 

感想
個人的に下ネタ好きじゃないけど、面白いと感じた。
物語とは、抽象化すると『何かを失い、それを取り戻すこと』であると言われる。
さすがに、『下ネタを失い、それを取り戻すこと』をストーリーするという発想はなかった。

まさにライトノベルライトノベル
エンターテイメント小説としては、合格点以上。

 

表紙絵は挑戦的すぎる。パンツかぶった全裸の少女に、下ネタな吹き出し。絵は可愛くていい。
後半の生徒会長の性格が引くレベル。救いようがない。表紙の次のページの絵、口絵でネタバレ?
『雪原の青』の名前の由来ってなに? 読み飛ばした?

 

 

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (ガガガ文庫)

下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (ガガガ文庫)