一億総ツッコミ時代でこの先生き残るには
『一億総ツッコミ時代』読んだ。
感想
作詞作曲モノマネで 2013年にブームがきそうなマキタスポーツ(槙田 雄司)氏。
これは、ツッコミ過多になった現在に関して書かれた本。
この本を読んで、ボケが少なくなったことは再認識させられた。一般人は話していてもツッコミ側に回る人が多いし(揚げ足取り気味のものも多い)、お笑い芸人に関してもツッコミがボケになるパターンが多い気がする。
この本を読んで、生き方としてのベタを再評価した。
宗教とか厄年とか信じてないけど、久しぶりに初詣に行った。
メモ
生き抜くには
1. 「ツッコミ志向」から「ベタ志向」へ
笑いに変えるための手法である「ツッコミ」が人を非難するツールとなった。ニュースやタレントの年齢詐称、整形疑惑にTwiterやフェイスブックでコメントするなどをツッコミ志向と言う。現在、ツッコミ過多になっている。弱さを隠すためにツッコミ側になる人は、過剰防衛になってしまう。また、スポーツマンのストイックさは、ある意味自分へのツッコミであるが、ツッコミ過剰すぎるとボケになる場合もある。
ボケ志向になれ。ボケ志向とは、主体的に主観的に行動すること。
2. 「メタ」から「ベタ」へ
「メタ」とは、引いて見ること。もっと「ベタ」になる。正月には餅をついて、夏は海に行く。クリスマスにはイルミネーションを見る。そういう生き方は楽しい。
- 作者: 槙田雄司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/26
- メディア: 新書
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