リア充には絶対に理解できない落語のこと
『らくごDE枝雀』読んだ。
感想
対談を文字起こししてあるが、関西弁だから読みづらい。
メモ
笑いの極意
- 変
- 他人のちょっとした困り
- 緊張の緩和
- 他人の忌み嫌うこと、エロがかったこと
これらはすべて「緊張の緩和」が根本。
「緊張と緩和」を、できるだけ大きい格差を短い時間で埋めるのが理想。
サゲ(オチ)のパターン
- ドンデン→ドンで安心させて、デンでひっくり返す
- 謎解き→なんで?からの、なるほど。
- へん→変なことが起こって、落語全体が嘘になって終わる
- 合わせ→セリフ、趣向等が人為的に合わす
- 作者: 桂枝雀
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1993/10
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 21回
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「オノマトペ力」を鍛える
『オノマトペがあるから日本語は楽しい』読んだ。
メモ
オノマトペの語尾に
- 「ッ」→非常に瞬間的な区切り目
- 「リ」→一連の動作や状況をひとまとまりの物と表現。落ち着いたニュアンス
- 「ン」→音や動作・状況がとりあえず終わりはするが、その結果や余韻が残るというニュアンス
- もとの繰り返し→今まさに続いているというニュアンス
例えば、チクの語尾にいろいろつけてみると言いたいことがわかる
- チクッ
- チクリ
- チクン
- チクチク
あっぺとっぺ
→あべこべ
白眼視
はくがんし【白眼視】
[名](スル)冷たい目つきで見ること。冷たく扱うこと。「世間から―される」
オノマトペがあるから日本語は楽しい―擬音語・擬態語の豊かな世界 (平凡社新書)
- 作者: 小野正弘
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2009/07
- メディア: 新書
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なぜローラはほっぺを膨らませるのか
『しぐさの解読―彼女はなぜフグになるのか』読んだ。
感想
面白い。
仕草から相手が何を考えているかを分析する技術をユーモラスに解説している本。
ゆる~い絵とウィットに富んだ文章でありながら、為になる内容。
メモ
男がモヒカンになりたいとき
それは髪を立てて相手を威嚇するという合図。
自己呈示
→ある目的を達成するために他人から特定の印象で見られるように意識的に振る舞うこと。
1. 主張的自己呈示
→イメチェン。地味なメガネっ娘が茶髪に変えることなど。
2. 防御的自己呈示
→現状を維持しようとするための行動。濃い化粧をして若作りや髪が隠れるような髪型にすることなど。
自分をヨシヨシする
接触動作という。特に、自分を慰めるときは自己親密行動という。
感情表現のルール
- 縮小→感情を抑える
- 抑制→感情を出さないようにする
- 緩和→笑顔
- 誇張→大袈裟に感情を出す
- 隠蔽→感情を隠すために微笑
- 直接→そのまま
- 偽装→他の感情を出す
→日本人は、1、2、3、5が多い。
舌打ち
怒っている自分を抑えている動作。
怒りを抑えることを、思考停止。ストップ法。
口笛
つなぎの音声(あー、えー)と同じ。
バツが悪いので、場をつなぐために行なっている。
目の動き
右利きの人が、対面者から見て◯◯の方向に目を移動させた場合
- 右上→想起。何かを思い出している。
- 左上→構成。何かを構成している。
- 右下→聴覚。音を思い出している。
- 左下→運動。運動をイメージしている。
- キョロキョロ→空想。空想している。
フグになる(口をぷく~と膨らますこと)
幼い性格に見せようとしている。
童顔の過般化効果
→童顔の人は性格も幼いと思われること
笑い
1. 快の笑い
- 本能充足
- 期待充足
- 優越
- 不調和
- 価値低下、逆転
2. 社交上の笑い
- 協調
- 防御
- 攻撃
- 価値無化→3.緊張緩和
笑いはなぜ感染るのか
学習理論によると "笑い" は報酬→周りもつられて笑う。移りやすい。
笑いは相手との親密度を高める効果もある。
小便器や電車のベンチの端を選ぶ理由
離れ小島の原則→パーソナルスペースを取りたい。
相手の嘘を見破る方法
嘘をついているときは
- 話の速度が速まる
- 発言時間が増える
- 言い誤りが増える
- 無意識的に身体や衣服に触れる
- 作者: 西村ヤスロウ,村山涼一
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
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頭がいい人はなぜメンタルが強いか
『「頭がいい人」のメンタルはなぜ強いのか』読んだ。
感想
タイトルの「頭がいい人はなぜメンタルが強いか」に関して、答えが書かれていない。
自己啓発書にありがちな、後付けで「頭がいい人」って付け足した感。
単純にメンタルに関する本として出したほうが良かった。
内容は面白い。
性格をA、Bの2パターンに分類し、Aは精神に悪影響を及ぼす性格なので、意識してBに変えましょう。
メモ
A型行動パターン
- 負けず嫌い
- せっかち
- リラックスすることが罪悪感
B型行動パターン
A型に当てはまらないもの
立場によって変化する場合もある
平社員はBだったが、地位が上がるとAになる場合もある。
また、助教授はAが多く、教授はBが多い。
A型行動パターンの人は心臓病になりやすい
A型行動パターンは心臓病になる要因。
食生活が良好で非喫煙者でも、心臓病の原因を調べたらA型行動パターンだったというケースも。
こぼれ話として、循環器内科(心臓系)の椅子は前縁が擦り切れやすい
→せっかちなA型行動パターンの人は心臓病になりやすい
→せっかちだから、すぐ立ち上がれるように椅子の前縁に座る。
→前縁のみ力がかかるので擦り切れる
A型行動パターンがB型行動パターンになる方法
- 勝ち負けを気にする趣味を避ける
- たまには人のせいにする
「頭がいい人」のメンタルはなぜ強いのか (中公新書ラクレ (230))
- 作者: 保坂隆
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
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要は、テレビ見てはいけないんでしょ?
『テレビは見てはいけない』読んだ。
感想
苫米地氏がテレビ見るなよって言う本。
関係してるっぽいエピソードを組み合わせて一冊にしてみました感。
いつもの苫米地本。