自己責任時代の思考表現技術とは『ディベート』だ
『ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書)』を読んだ
ディベートのメリット
- 相手の立場に立つ事で思わぬ思念が開け議論が深まる
- ディベートは交渉力養成の手段として不可欠
ディベートをやらないと、
「自分の立場からしかものを見ず、自己の立場に固執しがちになる」
ディベートとは
- 思考訓練
- 実社会のシミュレーション
- 聞き方の訓練
- 表現の技術
思考訓練
異なる観点に立つことで相手の議論も予想できるようになるので、相手の先を読んで、より説得力のある議論が展開できるようになる。
ディベートの鉄則
- 主張するものは照明すべし
- 沈黙は同意を意味する
- 建設的な議論をする
- 人格と議論を切り離す
- 意見と事実を切り離す
反則となる議論
- 揚げ足取り
- 水掛け論
- 詭弁、屁理屈
- 個人攻撃
- データの捏造
ディベート経験者は卒論が半年で書ける
ディベート未経験の学生が卒論を書くのに1年かかるところ、ディベート経験者は半年で書けると言われている。それは、ディベートにより調査のポイントや論の展開法などのコツが分かるためである。
ザ・ディベート―自己責任時代の思考・表現技術 (ちくま新書)
- 作者: 茂木秀昭
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2001/04
- メディア: 新書
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