頭を鍛えるディベート入門
『頭を鍛えるディベート入門 (ブルーバックス)』を読んだ。
ディベート(debate)
本書でのディベートの定義
一つの論題に対し、2 チームの話し手が肯定する立場と否定する立場とに分かれ、自分たちの議論の優位性を聞き手に理解してもらうことを意図したうえで、客観的な証拠資料に基づいて議論をするコミュニケーション形態。
2つのディベートを行うメリット
- 複眼的思考を身につける
- ディベートは対立を前提とするコミュニケーション
1. 複眼的思考を身につける
自分と反対の立場からの質問や反論、反駁へ答えるために、相対する考え方からの視野を身につけることが要求される。
情報伝達の速度が速い現代では価値観が急速に変化するため、複眼的思考が重要である。
2. ディベートは対立を前提とするコミュニケーション
対立は破壊的と見なされがちであるが、ルールに則って行えば生産的となる。
議論すればするほど、考えつかなかった素晴らしい意見が思い浮かぶこともある。
相手の価値観を使って反論するのが上手な反論方法
頭を鍛えるディベート入門―発想と表現の技法 (ブルーバックス)
- 作者: 松本茂
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/03/19
- メディア: 新書
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